【四国旅客鉄道】鉄道友の会選定2020年ローレル賞「2700系特急形気動車」受賞記念式典を開催

四国旅客鉄道(JR四国)は、鉄道友の会が選定する2020年ローレル賞を2700系特急形気動車が受賞し、10月3日、高松駅においてローレル賞受賞記念式典を開催した。

ローレル賞受賞記念式典では須田寛鉄道友の会会長より西牧世博四国旅客鉄道(JR四国)代表取締役社長に表彰状が授与された。

久保敏鉄道友の会副会長より長戸正二四国旅客鉄道(JR四国)常務取締役鉄道事業本部長に記念の盾が贈呈された。

須田寛鉄道友の会会長、久保敏鉄道友の会副会長、松田清宏鉄道友の会副会長、柚原誠鉄道友の会副会長、加藤幸弘鉄道友の会ローレル賞選考委員長、本川一平川崎重工業常務執行役員車両カンパニープレジデント、村生弘川崎重工業執行役員車両カンパニー営業統括担当、西牧世博四国旅客鉄道(JR四国)代表取締役社長、長戸正二四国旅客鉄道(JR四国)常務取締役鉄道事業本部長、平田成正四国旅客鉄道(JR四国)取締役鉄道事業本部運輸部長、八木成幸四国旅客鉄道(JR四国)高松駅長の11名によりテープカットを行った。

車内では須田寛鉄道友の会会長、西牧世博四国旅客鉄道(JR四国)代表取締役社長により記念プレートの除幕を行った。

11時34分、八木成幸四国旅客鉄道(JR四国)高松駅長が出発の合図を送り、11時35分、記念臨時列車が高松駅を出発した。

2700系は登場以来30年を経過した世界初の振子式気動車2000系の置き換えを目的に開発された特急形気動車で土讃線など山間部の曲線の多い厳しい線形に対応するため、引き続き実績のある制御付き自然振子式システムが採用されている。新形式としては18年ぶりに制御付き自然振子システムを用い、優れた技術を継承するとともに現在の特急車両としての技術や設備を備えた完成度の高い車両であることを評価して、ローレル賞に選定した。

【取材協力:四国旅客鉄道(JR四国)・鉄道友の会】