【東日本旅客鉄道】房総・鹿島エリアにデビューする新型車両E131系の展示会を開催

東日本旅客鉄道(JR東日本)は、ダイヤ改正を実施する3月13日にデビューする新型車両E131系展示会を3月2日に外房線勝浦駅、3月3日に内房線館山駅で開催した。

車両のデザインは優雅で生命感のある房総の海をイメージした明るい青色と内陸を彩る菜の花の色をイメージした黄色の帯を配した。前面は房総の海の波しぶきをイメージした水玉模様としており、前面と側面にフルカラー行先表示器を設置する。

車両側面にカメラを設置し、乗務員が運転台から乗降を確認する機能など、ワンマン運転に対応した機器を搭載する。

車内は客室の一部をセミクロスシートにするとともに車体の幅を2950mmに広げ、座席幅を460mmに拡大、低座面化、クッション性向上をすることで快適性向上を図る。

展示会では客室内や外観の見学、「半自動ドア」機能も体験することができた。

投入線区は内房線(木更津~安房鴨川)、外房線(上総一ノ宮~安房鴨川)、鹿島線(佐原~鹿島神宮)で2両編成12編成の合計24両を新造。

展示会は3月6日、鹿島線潮来駅でも予定している。

【取材協力:東日本旅客鉄道(JR東日本)】