九州旅客鉄道(JR九州)の、新D&S列車「ふたつ星4047」が9月23日にデビューする。
デビューに先駆け9月15日に公開された、「ふたつ星4047」とはどんな車両なのか。



「ふたつ星4047」は、2022年3月に運行終了した「はやとの風」の2両と、「いさぶろう・しんぺい」の予備車両だった1両を使用し、大幅にリニューアル。「はやとの風」の車体は黒、「いさぶろう・しんぺい」の車体は赤を基調としていたが、約5カ月の改造を経て、「パールメタリック」と呼ばれる白を基調とした車体に生まれ変わった。






内装には木、銅、チタン、大理石といったさまざまな素材を使用。それぞれの素材が持つ味わいと風合いを感じられる車内空間となった。










「ラウンジ 40(よんまる)」では、「ふたつ星うれしの茶」「長崎スフレ」「アイスソルベ」やオリジナル商品をはじめ、西九州エリアの特色を活かした“おいしいもの”を販売。


「ふたつ星4047」は、午前便・午後便で異なるルートを運転し、ふたつのルートで西九州エリアを1周する。午前便は武雄温泉駅を10時22分に発車し、長崎本線経由で江北(肥前山口)駅・肥前浜駅・多良駅・小長井駅・諫早駅に停車し、長崎駅に13時15分に到着。午後便は、長崎駅を14時53分発車し、大村線経由で諫早駅・新大村駅・千綿駅・ハウステンボス駅・早岐駅・有田駅に停車し、武雄温泉駅に17時45分に到着する。
「ふたつ星4047」は、金・土・日・月曜日及び祝日を中心に各ルートを1日1本を運転。9月の運転日は、23日~26日、30日の5日間。10月の運転日は、1日~3日、7日~11日、14日~17日、21日~24日、28日~31日の20日間。11月の運転日は、3日~7日、11日~14日、18日~21日、23日~28日の19日間。全車指定席となり、指定席は乗車の1ヶ月前からみどりの窓口等で発売。乗車券及び指定席特急券で乗車が可能で、料金は指定席特急料金(B特急料金)が適用される。
年間では、200~220日程度の運転を予定する。


