【東日本旅客鉄道】高崎・盛岡エリアに新型車両「HB-E220系」を投入へ 2025年度下期に営業開始予定

東日本旅客鉄道(JR東日本)は、高崎・盛岡エリアに新型車両を導入することを発表した。

新型車両は、ディーゼルハイブリッドシステムを搭載した「HB-E220系」で、千石東北ラインのHB-210系などと同様のハイブリッド式の気動車だ。

キハ100系・キハ110系

車両も、高崎・盛岡エリアで運行するキハ100系・キハ110系の片側2扉から片側3扉へ乗降扉を増設し、通学・通勤時にスムーズな乗降を実現する。車内には、車いすやベビーカーの利用者のためのフリースペース、電動車いす対応の洋式トイレ、各車両の客室に防犯カメラと非常通話装置を設置する。

「HB-E220系」の投入予定線区は、高崎エリアは八高線(高麗川~高崎間)、盛岡エリアは東北本線(花巻~盛岡間)、釜石線(花巻~釜石間)。高崎エリアには2両編成8本、盛岡エリア2両編成8本と1両編成4本の新造し投入する。

営業運転開始時期は、2025年度下期を予定。「HB-E220系」の導入により、高崎・盛岡エリアで使用しているキハ100系・キハ110系を置き換えが進むとみられる。