東武鉄道は、1985年まで活躍した6000系車両のカラーリングを塗装した「往年の6000系リバイバル車両」を11月25日、南栗橋車両管区において報道関係者に公開した。
6000系車両は当時の旧型車両を置き換える形で1964年から1966年にかけて2両編成22編成、計44両が製造された。
リバイバル車両は当時のロイヤルベージュとロイヤルマルーンのツートンの外装塗装色。
座席モケットは金茶色といわれるカラーを使用した。
主に日光線系統快速列車、快速急行列車に使用され、1985年10月から非冷房車であったことで6050型に更新され、6000系はその役目を終えた。
2019年11月30日、運転開始を記念して東武日光駅において出発式を開催した。
阿久津孝行東武鉄道東武日光駅管区長により出発指示合図を送り、「東武日光線90周年記念号」6000系リバイバル車両一番列車が出発し、日光幼稚園園児が一緒に見送った。
取材日・取材場所:2019年11月25日 南栗橋車両管区・2019年11月30日 東武日光駅
【取材協力:東武鉄道】