【東京地下鉄】東京メトロ初！丸ノ内線02系座席シートを活用したアップサイクル商品を10月27日から販売へ

東京地下鉄（東京メトロ）は、丸ノ内線02系引退車両の座席シートを活用した東京メトロ初のアップサイクル商品を、2023年10月27日12時から12月17日まで数量限定でオンライン販売することを発表した。

丸ノ内線02系は、1988年の導入から約35年が経過。2019年より順次、新型車両の2000系へ置き換えを実施。東京メトロでは、サステナビリティ重要課題（マテリアリティ）のひとつである「脱炭素・循環型社会の実現」を目指した取組みの一環として、車両が引退することに伴って発生する廃材の再利用についても検討を行っており、「2023年度中に引退予定の02系の面影を別の形で残すことができないか」という考えから、「東京メトロアップサイクルプロジェクト」として、車両部品のアップサイクルの可能性を検討してきた。そのなかで「座席シート」に着目。耐久性に優れた座席シート生地を採用することで、頑丈でしっかりとした商品として活用できるのではないかと考えたという。アップサイクル商品として企画・開発をアップサイクル事業を展開する㈱ヤマサワプレスと共創し、今回販売に至った。

販売する商品は、全6種類。制服に採用している袖章タグやボタンを取り入れ、「東京メトロロゴ入りポーチ」、「東京メトロボタン付き小ポーチ」、「東京メトロボタン付きキーホルダー」として商品化した。どの商品も、シート生地を洗浄後、ヤマサワプレスの加工技術で古着ジーンズ生地と丁寧に縫い合わせ、手作業でひとつずつ製作された。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」において数量限定で販売を行う。

【丸ノ内線02系座席シート生地を活用したアップサイクル商品】
《販売期間（クラウドファンディング開催期間）》2023年10月27日12時～2023年12月17日まで※販売数量に達し次第終了
《特設ページ》https://camp-fire.jp/projects/view/691447
《購入方法》CAMPFIRE(https://camp-fire.jp/)特設ページにて販売
《販売商品》
①東京メトロポーチ/2種