【東日本旅客鉄道】上越新幹線の速度向上により所要時間短縮へ

東日本旅客鉄道(JR東日本)は、上越新幹線(大宮~新潟間)の速度向上に必要な騒音対策などの地上設備工事が2022年度末までに完了する見通しが立ったとして、2023年春から上越新幹線(大宮~新潟間)の最高速度向上によるダイヤ変更を実現できるよう準備を進めていることを発表した。

上越新幹線(大宮~新潟間)は、現行で240km/h 最速1時間14分のところ、最高速度275km/hへ。所要時間は、最大7分程度を短縮。大宮~高崎間を走行する北陸新幹線についても、最大2分程度の時間短縮を見込んでいる。

対象車両は、E7系。2022年度末に上越新幹線は全列車をE7系に統一する予定となっており、これによりE2系は上越新幹線から姿を消す模様だ。

最高速度向上開始時期は、2023年春に予定されている。