大井川鐵道は、1925(大正14)年3月10日に産声をあげ、まもなく創立100周年を迎えることから「創立100周年チャレンジプロジェクト始動」することを発表した。
創立100周年という節目の日を迎えるにあたり、「公共交通機関として利用者を安全に快適に輸送することを基本として愛される企業へ、時代時代に合った姿に変わり続けてゆける企業へ、自らをより成長させ、お客様により高い満足度を提供できる企業としてさまざまなことにチャレンジしてまいります」としている。
創立100周年記念ロゴは車内公募により決定。大井川鐵道の象徴であるSLをメインとして創立100周年という節目の日、さらにその先へとSLとともに力強く進んでいこうという未来を感じさせるデザインが採用された。
今後予定されるチャレンジは、新形式の「南海6000系」の電車を導入。輸送力や輸送品質の向上を目指すとしている。
また蒸気機関車(SL)の動態化として、2019年頃から続いている蒸気機関車の車両不具合による運転見合わせ、電気機関車代走に終止符をうつためC56形135号機の動態化に取り組み、SL列車の運転安定化をはかっていくほか、蒸気機関車だけに頼らない新たなイベント列車の企画や公式YouTubeチャンネルの開設、植樹・駅舎の美化など様々なチャレンジを行っていく。
メモリアル事業として、創立100周年記念式典、100周年特設ウェブサイト、100周年記念冊子などにより創立100周年を様々な形で紹介を行っていく。
【画像提供:大井川鐵道】