東京地下鉄(東京メトロ)は、号車ごとのリアルタイム混雑状況をホームのディスプレイに表示し、乗降時の行動変容の効果を検証する実証実験を実施する。
実証実験は、半蔵門線永田町駅に設置しているデプスカメラで撮影を行い、リアルタイムに実測した号車ごとの混雑状況を、「次に到着する列車の混雑状況」として青山一丁目駅のディスプレイに表示するもので、これにより次に到着する列車の混雑状況をホーム上で事前に確認できるようになり、空いている号車に移動することが可能となる。取組みでは、混雑状況の表示によって乗客の乗車時の行動がどのように変容するのかを検証し、今後の情報提供やサービス向上に活用するとしている。
実証実験期間は、2023年12月中旬~2024年3月末頃までを予定する、。