【箱根登山鉄道】25年ぶりに鉄道旅客運賃を10月1日より改定へ

箱根登山鉄道は、2022年5月11日に、鉄道線 小田原駅~強羅駅間 旅客運賃の変更認可申請を提出していたが、2022年8月29日付で関東運輸局長より認可を受けたことを発表した。

これを受け、2022年10月1日に鉄道旅客運賃の改定を実施する。

【改定理由】
箱根登山鉄道 鉄道線は、鉄道輸送の安全確保と輸送サービスの維持を目的として、適時適切な設備投資とインフラ更新を実行しつつ、将来にわたって鉄道事業を健全に経営していく必要があり、お客さまの負担に配慮したうえで旅客運賃をコストに見合った適切な水準に見直すこととし、25年ぶりに運賃改定(消費税率引き上げに伴う改定を除く)を実施する。

【改定後の運賃】
1.普通旅客運賃(大人)(単位:キロ、円)

2.定期旅客運賃(通勤・通学/1か月)(単位:キロ、円)
3.平均改定率《鉄道線》10.9%
4.定期旅客運賃の平均割引率
 通勤 43.1%(現行40.8%)
 通学 70.1%(現行68.9%)
5.主要区間の現行・申請運賃比較表(単位:円)
※ 鋼索線(強羅駅~早雲山駅間)の運賃改定は実施しない。
平均改定率内訳(単位:%)
※ 特別急行料金、座席料金の改定は実施しない。