南阿蘇鉄道は、新型一般形気動車「MT-4000形」を導入したことを発表した。
全線開通後を見据えた外国人観光客の受入環境整備を目的とし、JR線直通乗り入れ対応などを盛り込んでいる。
外観は、南阿蘇鉄道を流れる一級河川「白川」、白川水源をはじめ多くの湧水地が点在する清らかな水を象徴する「青ライン」と、列車の車窓から東西に連なる中央火口丘群を臨む阿蘇五岳の山並みをイメージした「緑ライン」をデザイン。


JR線の乗り入れに対応し、ATS(自動列車停止装置)はATS-DK形を搭載する。このほか、外国人観光客の受入環境整備を目的に、多言語化に対応するという。
今後は、1月下旬より営業運転に向け、総合的な試験と乗務員訓練運転を行うとしている。
【画像提供:南阿蘇鉄道】