【越前市・福井鉄道】北府駅鉄道ミュージアムが完成、補修工事が完了した200形車両などをお披露目

越前市などが福井鉄道福武線北府駅の一帯で整備を進めていた「北府駅鉄道ミュージアム」が完成し、3月19日、お披露目された。

整備は2019年度から進められており、北府駅車両工場・北府駅本屋・併設の博物館・鉄道の見える広場・200形車両展示場を総称して「北府駅鉄道ミュージアム」と呼ぶ。

19日はオープニングセレモニーが行われ、福井県武生町(現越前市)出身の南正時氏、山田賢一越前市市長、村田治夫福井鉄道代表取締役社長らが出席し、補修工事が完了した「200形車両」のお披露目。除幕式、テープカットなどを執り行った。
オープニングセレモニーにあわせ、大正時代に誕生した除雪車「デキ11」、昭和生まれで福武線専属急行専用のヘッドマークを装着した「200形車両」、平成に導入された「フクラム」、3月27日より運行開始の「フクラムライナー」、4つの時代の車両が勢ぞろいし、貴重な並びを目にすることができた。
同日には、第11回ふくぜんフェスタin北府駅を開催し、福井鉄道車両工場見学会、車両展示、ステージイベント、オリジナルグッズの販売などが行われた。

【画像提供:坪内政美】