【東武鉄道】日光・鬼怒川エリアでの「サイクルトレイン」サービスを4月8日より開始へ

東武鉄道は、日光・鬼怒川線で実施していた電車内に折りたたまずに自転車を持ち込めるサービス「サイクルトレイン」の実証実験を終了し、4月8日より本実施に移行することを発表した。

引き続き、東武日光~下今市~鬼怒川温泉駅間の一部列車で「サイクルトレイン」サービスを実施し、東武日光駅・下今市駅・鬼怒川温泉駅駅の3駅で乗降可能とする。

東武鉄道は、「実証実験では、電車内やホーム上、駅構内におけるトラブルや混乱もなく、お客様に安全に鉄道をご利用いただけるサービスであることが確認できました。また、実証実験期間中に実施した、インバウンド観光客を対象とした日光地域の伝統・文化や自然を体験しながら自転車で巡るモニターツアーの実施後アンケート結果では、ツアー全体の満足度が85%を超えており、自転車に乗ることでより歴史と自然を満喫することで、日光の魅力に気付くことができたと考えております。」とし、サイクルトレインの本実施により、世界唯一の「歴史・文化・伝統と自然が共生する国際エコリゾート」を目指す日光・鬼怒川エリアにおいて、CO2の排出量が少ない電車と自転車を組み合わせて利用してもらうことにより、エシカルトラベルの取り組みとして自然環境・地球環境に配慮した移動手段の選択肢を提供することにもつながり、地域回遊を楽しみたいファミリー層、女子旅、インバウンド観光客などのライトユーザーやサイクリストの沿線移動における利便性向上を図ることが可能になるとしている。

【日光・鬼怒川サイクルトレイン】
《実施期間》2023年4月8日より通年※4/27~5/7・8/9~8/16・10/15~11/23を除く
《運行区間》東武日光線 下今市~東武日光駅間、東武鬼怒川線 下今市~鬼怒川温泉駅間
《利用可能駅》下今市駅、東武日光駅、鬼怒川温泉駅
《対象列車》普通列車運用のみ対象
《利用可能時間》10:00~15:00に発車する列車
《利用方法》発車30分前までに駅に申込(追加料金不要、乗車券のみで持ち込み可)※ 1列車6台を超える場合には他の列車を案内
《持込可能台数》ひとり1台まで※ 長さ180㎝/幅45cmを超えるサイズの自転車や原動機付自転車、 スタンドのない自転車は持ち込み不可
《持込可能車両》上り方(浅草方面)1両目(1列車最大6台)
《利用可能列車時刻》
《その他》詳細についてはサイクルトレイン特設サイト(https://www.tobu.co.jp/odekake/campaign/106/)に掲載
※ 4月7日15時より、本実施の内容を掲載予定

※車両画像はイメージ※