【東日本旅客鉄道】横須賀・総武快速線用新型車両E235系1000番台が東海道線で試運転を実施

東日本旅客鉄道(JR東日本)は、7月2日、横須賀・総武快速線用新型車両E235系1000番台が東海道線で初めて試運転を行った。

試運転は4両編成(J-01編成)で大船~根府川~新鶴見~根府川~大船にて行った。

横須賀・総武快速線用新型車両E235系1000番台は基本編成となる11両編成(6M5T)を51編成、付属編成となる4両編成(2M2T)を46編成の合計745両を新造する。

運転区間は横須賀線(東京~久里浜)、総武快速線(東京~千葉)、外房線(千葉~上総一ノ宮)、内房線(蘇我~君津)、総武本線(千葉~成東)、成田線(佐倉~香取、成田~成田空港)、鹿島線(香取~鹿島神宮)。

普通列車グリーン車では初となる各座席へのコンセント整備、無料公衆無線LANサービスの提供、液晶ディスプレイ(LCD)の案内画面を設置。

普通車の各車両にはフリースペースを設置。普通車に設置するトイレがすべて車いす対応大型洋式トイレとなる。

東日本旅客鉄道(JR東日本)で初めて停電などの異常時を想定し、駅間に停車した際にも最寄駅、降車避難しやすい場所まで走行できる非常走行用電源装置を搭載。

各車両の客室に車内防犯カメラを設置、車内温度保持を目的として半自動機能を搭載、主要機器を2重系化し、故障に強い車両とする。

E235系1000番台は総合車両製作所で完成、越後石山から大船間に配給輸送し、鎌倉車両センターに所属する。