芝山鉄道は、関東運輸局へ鉄道旅客運賃変更および企画乗車券運賃変更の届け出を行ったことを発表した。
運賃改定の理由として同社は、輸送人員が2008年度以降に減少傾向である中での新型コロナウイルス感染症の流行による輸送人員の大幅な減少、エネルギー価格高騰にともなう列車運転動力費などの増大に加え、開業から20年が経過し、安全確保のために老朽化した鉄道施設、設備などの更新投資などが必要なこと、中長期でのさらなる収支改善の取り組みが必要なことをあげている。
改定後の運賃は、普通旅客運賃が大人は200円(現行)から220円、小児は100円(現行)から110円、定期旅客運賃が大人通勤1か月8,360円(現行)から9,200円、回数旅客運賃が大人2,000円(現行)から2,200円、小児1,000円(現行)から1,100円など。通学定期券の運賃は変更しない。
運賃改定は、2024年3月を予定し、詳しい日程は別途発表するとしている。
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