東海汽船は、25年ぶりとなる新造ジェットフォイル「セブンアイランド結」が完成、7月9日に報道関係者に公開した。
「セブンアイランド結」は現在就航している「セブンアイランド虹」の代替えとなり、7月13日より大島・利島・新島・式根島・神津島航路の就航する。
「セブンアイランド結」のネーミングは船の速さを表す単位の「KNOT(ノット)」という言葉には「結ぶ」という意味もあり、美術家の野老朝雄氏により命名された。
鳥の海に映える藍色「TOKYOアイランドブルー」を纏ったスライリッシュな船体が特徴である。
船内はジェットフォイルで初となるバリアフリーシップ。
座席数は2階が80席、1階席が161席の241席。
2階前方に設置した多機能トイレ。
船内階段に昇降式チェアーも装備している。
2階後方に設置した手荷物置場(荷物スペース)。
1階後方に設置したサーフボード置場。
1階階段横に設置した自動販売機。
東京都より建造費用の45パーセントを支援、鉄道建設・運輸施設整備支援機構との共有船として建造されている。
「セブンアイランド虹」は7月12日、東京・竹芝8時50分発・15時40分着が定期航路最終運航となり、「セブンアイランド結」は7月13日、東京・竹芝8時50分発・15時40分着が定期航路初就航となる。
7月16日は「セブンアイランド虹」の最終出航日となり、東京・竹芝8時50分発「セブンアイランド結」と同時刻の出航を見送る。
【取材協力:東海汽船】