【東京都交通局】馬込車両検修場では2年ぶり!「都営フェスタ2024in浅草線」に多くの鉄道ファンやファミリーが駆け付ける<Photo report>

東京都交通局は、「都営フェスタ2024in浅草線」を11月30日に開催した。

「都営フェスタ」は、浅草線馬込車両検修場と三田線志村車両検修場を会場に毎年交互に開催しており、2024年は馬込車両検修場で2年ぶりの開催となった。

京浜急行電鉄や京成電鉄などと乗り入れを行っている都営浅草線。どういった車両たちが見られるのか。普段は入ることのできない車両検修場での開催とあって、さっそく行ってきた。

まずは、車両撮影会のエリアへ。

車両撮影会では、都営浅草線で活躍する「5500形」、北総鉄道「9100形 C-Flyer」、京成電鉄「3500形」、京浜急行電鉄「1000形1800番台 Le Ciel」、大江戸線で車両牽引用として活躍する電気機関車「E5000形」が一堂に並ぶ姿を見られた。なかでも、行先表示は通常は見ることができないかもしれない表示も。各社の車両が揃った撮影会は親子連れや鉄道ファンで賑わう姿も見られた。
また、点検車両を上からも下からも見学、運転台見学もできちゃうガイドツアーでスペシャルな工場見学「工場潜入プレミアム」を初めて実施。小学生以下のこどもと保護者を対象に、30組を募集。募集に対し、6,375組の申し込みがあり倍率はなんと驚きの約213倍にのぼったという。
そんなプレミアムなイベントは、今回は点検中の大江戸線12-000形を使用し、車内や運転台の見学、車両の屋根上や床下機器の見学を間近でじっくりとガイド付きで見学した。
保守車両への試乗体験は、線路の保守作業に使用する車両に親子などで試乗し、実際に構内の線路を短い時間ではあったが試乗する様子を見られた。
イベントではそのほか、「5500形」を使用した洗浄車体験・運転台見学、工場内見学や2024年1月18日に100周年を迎えた都営バスの復刻ラッピングバスの展示などが実施された。
当日は天気に恵まれ秋晴れのなか、入場制限を行うことなく開催、車両撮影会などワクワクするイベントが多くあり、とても楽しい一日となった。2025年に開催される「都営フェスタ」も今から待ち遠しい。

【取材協力:東京都交通局】