【小田急箱根グループ】7月9日に早雲山駅舎が全面リニューアルが完了し　報道関係者に公開

小田急箱根グループは、箱根登山ケーブルカーと箱根ロープウェイの乗換駅である早雲山駅舎が全面リニューアル完了、7月9日からの供用開始前の前日7月8日、報道関係者に公開した。

箱根登山ケーブルカー早雲山駅乗車ホームに鋼索線（ケーブルカー）で日本初となる昇降式ホーム柵（3本バー式）を導入し、安全性の向上を図った。

駅舎地上2階には箱根外輪山や強羅の街並み、相模湾を一望できる「展望テラス」、無料で利用できる強羅温泉を使用した「足湯」が誕生した新スポット「cuーmo箱根」がオープンする。

cuーmoショップはJTBパブリッシングのるるぶキッチンと共同開発した「ニューベル（スムージー）「くもぱん」「早雲山プレミアムコーヒー」などを販売、観光地では珍しい交通系電子マネーやQRコード決済対応の端末サービスを導入する。

フロアは地下1階が箱根登山ケーブルのりば、地上1階が箱根ロープウェイ・箱根登山ケーブルカー改札、コンコース、売店、地上2階が箱根ロープウェイのりば、cuーmo箱根となる。

エスカレーターや多機能トイレの新設によるバリアフリー化、授乳室や救護室を設置するほか、1階フロアに噴石対策を施したことで大涌谷周辺で火山活動が活発化した際には一時避難施設として利用できるようになる。

【取材協力：箱根登山鉄道】