高松琴平電気鉄道は、今後導入を予定する新造車両「2000形」について、デザインが決定したことを発表した。
車両のコンセプトは『うみ・まち・さと 地域をつなぐ、ことでんの新しい顔』。外装デザインのコンセプトは『「讃岐路の未来を創る新世代の電車」にふさわしい青い電車』、内装デザインのコンセプトは『暖かく清潔感のある車内で「お客様や環境、すべてに優しく快適な電車」』としている。
ことでんでは、2024年12月27日~2025年2月15日にかけ、外装デザインのデザイン投票を実施。3案のなかから投票を受付ていた。
投票で決まったデザインは、デザイン2『「フレッシュ」-香川の新しい風-』。ステンレス交代の美しい素地を活かした、遊びのある鮮やかで楽しげなカラーリングとし、最多投票数3,444票を集めた。
投票者からはこんな意見も寄せれれている。『 全体を見たときに、ことでんの明るいイメージに合う白や黄色が他の案より多く使われていたり、先頭の青い部分が一番違和感なく繋がって見えていたり、最も優れているデザイン案であると考えました』『濃紺、白に加えて水色が入っている事で色彩にアクセントがある事と、ドア下の黄色が讃岐平野の小麦畑を連想させて良いと思った為。』と寄せられた。
新造車両「2000形」は、2026年秋頃からの運行を予定する。
【画像:高松琴平電気鉄道プレスリリース】