群馬県嬬恋村や万座温泉・草津温泉の地域を走るJR吾妻線。その一部区間が廃線の危機に瀕している。『半世紀以上、吾妻郡の生活に寄り添い、足となってきたこの路線をなんとか存続させたい!』
「吾妻線を守る会」は、吾妻エリアの魅力を全国に知ってもらい、地域を元気にすることで、吾妻線廃線STOPを目指すクラウドファンディングを開始した。
JR吾妻線は渋川市の渋川駅から嬬恋村の大前駅 18駅55.3㎞結ぶ路線。東日本旅客鉄道(JR東日本)は、”不採算区間であるから”という理由で、長野原草津口駅~大前駅間13.3㎞を「廃線候補」としという。それは、吾妻線廃線は高確率で決定する確率が高いということ。

「住民の生活を支える柱の一つである吾妻線をなくしたくない」
■吾妻線をなくさないために■
吾妻線を守る会は、「吾妻線存続のため、吾妻郡をもっとアピールしてたくさんの人に来てもらおうと考えました。そのために吾妻のおいしいもの、素敵なものを日本中に知ってほしくて、クラウドファンディングの利用を思いつきました。」と話す。また、「是非吾妻の美しさを実感し、できれば遊びに来てください!そして吾妻線に乗って“ローカル電車の旅”をお楽しみください!全国の皆さんの支援・お気持ちが、吾妻線・吾妻郡を元気にしてくれます!」と話した。
支援御礼のリターンには、温泉入浴券や蕎麦チケット、嬬恋名産品を用意。また支援者全員に手紙と「吾妻線カッター車」の限定記念マグネットを届けるという。

支援は、クラウドファンディングサイト「Campfire」にて受付中。実施期間は、7月31日まで。
■クラウドファンディングサイトCampfire プロジェクトページ https://camp-fire.jp/projects/844290/