西武鉄道は、府中市と協力して多摩川線多磨駅の橋上駅舎化と自由通路整備を進めてきたが12月23日より供用を開始する。
供用開始に先立って12月22日に府中市主催による開業記念式典を開催した。
開業記念式典では喜多村樹美男西武鉄道代表取締役社長、鯨井宏之西武鉄道多摩川線管理所長、横田実府中市議会議長、高野律雄府中市長の4名によりテープカットを行った。
多磨駅周辺は西口駅前広場の整備をはじめ、大規模商業施設の開業が計画されていることから今後は駅利用者の利用が予想されている。
橋上駅舎はエスカレーター1基、エレベーター(17人乗り)1基、多機能トイレ、自由通路は延長79メートル、通路幅員4.1~9メートル、エスカレーターが東西に各1基、エレベーター(17人乗り)が東西に各1基を設置した。
多磨駅周辺にある多磨霊園では千本ほどの桜の木が植裁され、「桜」は多摩駅周辺の大きな魅力の1つとなっており、自由通路・橋上駅舎の開業を記念してメモリアルアートを「桜の花びら」集めて作りあげ自由通路・橋上駅舎内の壁に設置した。
【取材協力:西武鉄道・府中市】