【東武鉄道】回送列車で空き飲料容器の輸送実証実験を報道関係者に公開

東武鉄道は、キリンビバレッジが各駅に設置した自動販売機横のリサイクルボックスにおいて収集された空き飲料容器を回送列車を活用して輸送する実証実験を10月1日~14日の間、実施するが10月7日にその様子を報道関係者に公開した。

実施場所は東武スカイツリーライン北千住~北春日部間の各駅で回収、南栗橋車両管区春日部支所にて容器の分別、リサイクル業者へ引き渡しという流れで実施する。

自動販売機横のリサイクルボックスで回収した空き飲料容器を収集する。

北千住駅に70000系車両の回送列車が入線。

車内を汚さないようブルーシートを床に用意する。

収集された空き飲料容器を回送列車に積み込む。

北千住駅を出発した回送列車は各駅に停車して一部のドアを開閉して空き飲料容器を積み込む。

この日は梅島駅・谷塚駅・新田駅・越谷駅・せんげん台駅・春日部駅で積み込みを実施、日により積み込みを実施する駅が異なる。

各駅で積み込んだ空き飲料容器で回送列車の車内を汚さないようにする。

この日は7駅で21袋を回収した。

南栗橋車両管区春日部支所に回送列車が到着し、取り卸しの後に容器の分別、リサイクル業者へ引き渡しという流れで実施する。

飲料メーカーが行う空き飲料容器回収に着目し、飲料メーカーの業務効率化と車両基地へ戻る回送列車の有効活用を両立させる新たな取り組みとして事業性や効果を検証する。

【取材協力:東武鉄道】