イウォレ京成が運営する京成ローザ⑩ は、千葉市制100周年、京成千葉線100周年記念企画として
「恋する!たび鉄部」~プロに聞こう!京成千葉線の秘密~in京成ローザ⑩を11月14日に開催した。
千葉市が市制を施行した1921年に開業し、京成津田沼駅から京成ローザ⑩が直結している千葉中央駅間を結んでいる京成千葉線について「恋する!たび鉄部」の3人と京成電鉄の現業長が千葉と京成千葉線100年の歴史を深堀する企画として行われた。
講師として一人目に登場したのは、京成電鉄千原線学園前駅瀬戸和也駅長。
スライドを見ながら京成千葉線の歴史を振り返り、「京成幕張本郷駅」「京成幕張駅」「検見川駅」「京成稲毛駅」
「みどり台駅」「西登戸駅」「新千葉駅」「京成千葉駅」「千葉中央駅」の旧駅舎・現駅舎などを歴史を学んだ。
「みどり台駅」は開業してから、「浜海岸駅」→「帝大工学部前駅」→「工学部前駅」→「黒砂駅」、1971年10月1日より現駅名と複数回駅名が変わっていること、「西登戸駅」は「千葉海岸駅」、「京成千葉駅」は1987年3月末まで「国鉄千葉駅前駅」、「千葉中央駅」は1987年3月末まで「旧京成千葉駅」と駅名が変更されていることなど紹介された。
講師として二人目に登場したのは、新京成電鉄新津田沼駅屋代淳一駅長。
京成千葉線と新京成電鉄の乗り入れの歴史などについて学んだ。新京成電鉄の京成千葉線への乗り入れは1955年の全線開業時に直通運転を実施していたが、同年9月1日に廃止、2006年12月10日京成千葉線への直通運転を再開。これにより千葉方面と新鎌ヶ谷・松戸方面が乗り換えることなく結ばれるようになった。
屋代淳一駅長が運転士でいた頃に運転していたという、1978年に登場し43年間運転され、11月1日に引退した新京成電鉄の顔ともいえる8000形や8800形などの車両についてやラッピング車両についてなどを紹介。
「たび鉄部」部長でもあるママ鉄の豊岡真澄さんが80000形の報道公開時に訪れた際の様子なども紹介した。
休憩に入る直前には、たび鉄部副部長でシンガーソングライターのオオゼキタクさんが「ヴィンテージ」を披露した。
休憩中はますみんグッズ、たび鉄部のグッズ、オオゼキタクさんのCDや鉄道グッズなどを販売。京成千葉線に関する貴重な資料の展示も行われた。
後半は線形学習動画を見ながら学ぶ企画。講師として、京成電鉄電車区山内克紀区長が登場し、実習生などが路線の状況などを頭にいれるために教材として使用されている資料で区長の説明のもと学習動画がスクリーンで流された。
最後は後援の京成電鉄より提供された、クリアファイルなどのグッズが当たるプレゼント大会が行われ、大盛り上がりのなかイベントは終了した。
「恋する!たび鉄部」は部長でママ鉄の豊岡真澄さん、副部長でシンガーソングライターオオゼキタクさん、副部長代理補佐でフォトライターの栗原景さんが出演する、YouTube、Radiotalk、Podcastの鉄道トーク番組である。
【取材協力:イウォレ京成】