国内唯一の鉄道技術に関する総合展示会「第7回鉄道技術展 2021」が11月24日、幕張メッセで開幕した。
鉄道・交通システムやインフラ技術、施設、電力、輸送、運行管理、車両、インテリア、旅客サービス関連他あらゆる鉄道分野の技術が横断的に会する総合見本市として2010年から開催している。
出展会場は359社の団体が出展するうち、数社を紹介する。
【NKKスイッチズ】
産業用機器におけるスイッチ及びその周辺機器の製造及び販売を目的とする専門企業でユニバーサルデザインを作用、優れた防水・防塵志納を実現、車両の半自動スイッチなどに使用している。鉄道利用時には使用する機会の多いものとして注目した展示ブース。
【近畿車輌】
920年創業、鉄道車両の製造に取り組み、100周年、製造実績17,500両(2020年4月現在)。
国内車両は西日本旅客鉄道500系・N700系・W7系・87系(TWILIGHT EXPRESS 瑞風)・近畿日本鉄道50000系(しまかぜ)・80000系(ひのとり)・阪神電気鉄道5700系・東京地下鉄13000系・東武鉄道70000系にアメリカ・アジア・中東等へも取引きする。多くの賞を獲得している鉄道車両製造メーカーとして注目した展示ブース。
【保安サプライ】
主に鉄道や道路の交通標識・鉄道標識(列車停止目標・速度制限標識・乗車位置標等)を提供する。
目にする機会が多いものが展示され、注目した展示ブース。
【コイト電工】
鉄道車両用シート・回転リクライニングシート・ロング/クロスシートを製造。
近畿日本鉄道 80000系 ひのとり「プレミアムシート」
東日本旅客鉄道(JR東日本)サフィール踊り子 E261系 「プレミアムグリーン車シート」
東海旅客鉄道(JR東海)・西日本旅客鉄道(JR西日本)N700S系「グリーン車専用シート」
2021年鉄道友の会選定「ブルーリボン賞」「ローレル賞」受賞車両のシートが展示され、注目した展示ブース。
鉄道事業者も出展、11月24日から26日の3日間開催する。