小田急グループのホテル「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」は、小田急の電車がテーマのコンセプトルーム「まるごと小田急プレミアムトレインルーム」について、3月31日をもって販売を終了することを発表した。
ホテル初となる小田急の電車をテーマにしたコンセプトルーム「まるごと小田急プレミアムトレインルーム」は、2021年4月にコロナ禍で長引いた自粛生活の中でこどもと一緒に家族が安心して電車を楽しめる部屋を作りたいというホテルスタッフの想いと、小田急線の魅力をコンテンツとして発信することで日々の暮らしの楽しさを提供したいという小田急電鉄の想いが合致し誕生した。
販売当初は、通勤車両8000形に設置していた「車内シート」をソファー席として窓付近に配置した、まるで小田急線の車内気分が楽しめる“シーニックキングルーム”を2室と、駅名標や小田急線を眼下に望みながら列車運転台模型を設置した”パノラミックキングルーム”1室の計3室からスタート。“シーニックキングルーム”2室は2023年3月に販売終了し、宿泊者の声をもとに2022年2月に運転台模型から新たに小田急線の本格運転シミュレーター「小田急かんたんシミュレーター」を導入した「パノラミックキングルーム」の販売を行っていた。
「まるごと小田急プレミアムトレインルーム」は、3月末をもってラストランを迎える。