【西日本旅客鉄道】岡山・備後エリアに新型車両を導入へ 新型車両のデザインが決定

西日本旅客鉄道(JR西日本)は、岡山・備後エリアにおいて2023年度以降に順次新型車両を導入することを発表し、車両デザインが決まったことを発表した。

デザインコンセプトは、「豊穏の彩(ほうおんのいろどり)」。「豊穏」とは豊饒と穏和からの造語で、岡山・備後エリアの豊かで穏やかな気候・風土を表現。 沿線を象徴する豊穏のピンク(岡山の桃/福山のバラ/尾道の桜)をシンボルカラーに、太陽の恵みと穏やかさを暖色のグラデーションで表現している。
新型車両の主な特徴として、「衝撃吸収構造」、「先頭車間の転落防止ホロ」、「戸挟み検知装置」、運転士異常時列車停止装置を、岡山エリアでは初めて導入。快適性の向上を図るため、バリアフリートイレ、車椅子・ベビーカー用のスペースを設置、自動温度調節が可能な空調や自動換気機能を採用するほか、出入口付近のスペース拡大、車内ドア上部の情報表示装置による2か国語での行先案内など、乗客の利便性向上にも配慮する。

新型車両は2023年度以降、2両編成および3両編成の計101両を山陽本線などへ導入する。

【画像提供:JR西日本】