東武鉄道は、2019年1月から進めていた蒸気機関車「C11形123号機」の復元作業が完了し、「SL大樹」及び「SL大樹ふたら」の機関車として7月18日より営業運転を開始すること発表した。
これにより、現在運行中のC11形207号機とC11形325号機と合わせ、蒸気機関車3機による運行体制となり、同一形式の3両保有は日本国内おいて唯一となる。
7月18日の運転ダイヤは、SL大樹1号・2号・5号・6号。6月18日午前9時より座席指定券を発売する。
C11形123号機の営業運転開始を記念し、7月18日より「C11形123号機営業運転開始記念乗車券」を東武線55駅の駅において発売する。3枚の硬券が1セットになっており、「C11形123号機」の搬入からボイラー復元までの道のりをたどった記念乗車券で、発売数は3,000セット。発売額は1セット1,000円。一人5セットまで購入可能で、売切れ次第販売終了となる。
また、7月1日からは「SL大樹 C11形123号機営業運転開始記念扇子」3種類(露芝、青梅芝、青舞桜)を新鹿沼駅、下今市駅、東武日光駅、鬼怒川温泉駅で発売。発売金額は、1本300円。発売数は合計400本。売切れ次第販売終了となる。