【大井川鐵道】創立100周年チャレンジプロジェクト 大井川鐵道初、クラウドファンディングで7両目のSLを動態化へ

大井川鐵道は、SL列車の安定化を目的に、兵庫県加東市の播磨中央公園生態保存されていた「C56形135号機」を搬入。必要な資金の一部について、「クラウドファンディング」を初めて実施し、「クラウドファンディング」において動態化を目指すことを発表した。

2019年頃からSLの車両不具合が顕在化し、EL(電気機関車)での代走が目立ち始めはじめたことなどから、SL列車運転の安定化を目的に行われる。クラウドファンディングは、オールイン方式で行い、支援金額が目標金額に満たない場合でも、支援者にリーターンを必ず実施。

大井川鐵道は、『C56形135号機の動態化をめざすこと、それは創立 100 周年の節目を迎える当社が引き続き取り組んでいかなければならないこと、つまり「昭和時代の鉄道文化」を先々まで伝えてゆくことです。C56形135号機に再び命を、再び火を、再び蒸気を、再び汽笛を。川根路を快走する姿をお見せしたい。私たちは今回の動態化を通して再び日本のSL列車運転におけるトップランナーとしてSL列車運転を通して「昭和の鉄道文化」を後世まで語り継ぐ役割を担っていきたいと思っております。どうぞみなさまのご支援をお願いいたします。』としている。

動態化に必要とされる費用や期間について、必要とされる経費はおよそ3億円を見込んでおり、期間は未定としている。

【クラウドファンディングについて】
《タイトル》蒸気機関車に再び命を、昭和の汽笛を次世代へ:大鉄100周年企画
《目標金額》1億円
《受け取り方》オールイン方式
《主なリターン》営業列車貸切、営業一番列車乗車権利、C56形135号機の運転など
《受付期間》2022年9月20日~11月30日
《URL》https://readyfor.jp/projects/daitetsu

【画像提供:大井川鐵道】