【相模鉄道・東急電鉄・鉄道建設 運輸施設整備支援機構】2023年3月開業予定の「相鉄・東急直通線」新横浜駅を見学会を開催<Photo report>

相模鉄道と東急電鉄、鉄道建設・運輸施設整備支援機構は2023年3月開業予定の「相鉄・東急直通線」の新駅「新横浜駅」の見学会を報道陣に向け開催した。

新横浜駅は、東海道新幹線およびJR線、横浜市営地下鉄ブルーラインと乗換え可能な駅として新設。現在、東急線沿線の利用者はJR菊名駅での乗換、相鉄線沿線の利用者が新横浜駅へ向かう場合は横浜駅でJR線またはブルーラインに乗り換える必要があったが、相鉄・東急直通線の開業で利便性が向上する。

「相鉄・東急直通線」については、11月3日よりすでに乗務員による習熟運転も始まっており、地下ホームでは東急電鉄・相模鉄道の車両がホームへ入線し停車する姿も見られた。
新横浜駅は、相模鉄道と東急電鉄が共同管理する駅で、2面3線島式ホームの構造となっており、折り返し運転にも対応する予定。1・2番線ホームは相鉄線方面、3・4番線ホームは東急線ホームとなっている。
改札口は、2か所設置し、南改札を相模鉄道。
北改札を東急電鉄が運営する。
東海道新幹線やJR線、横浜市営地下鉄ブルーラインとの乗り換えのしやすさも考慮し建設されているように見えた。ホームは地下深くに建設されたが、改札階からホーム階までエスカレーター、エレベーターが完備されている。

「神奈川東部方面線 相鉄・東急直通線」は、2023年3月の開業を予定し、同線の開業により東京地下鉄(東京メトロ)南北線・副都心線、東京都交通局都営三田線、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線、東武東上線まで直通運転が行われることで、7社局14路線を結ぶ広大な鉄道ネットワークを形成、広域的な鉄道ネットワークが形成される。

【取材協力:相模鉄道・東急電鉄・鉄道建設 運輸施設整備支援機構】