【東京都】都心部・臨海地域地下鉄構想の事業計画を発表

東京都は、都心部と臨海地域などを結ぶ地下鉄の事業計画を発表した。

東京駅周辺は、国際ビジネス拠点が形成される将来像が示されており、多くの大規模な再開発が進捗。また、東京駅は新幹線や各方面への在来線が行き交う大規模ターミナル駅であることから、国際ビジネス拠点との連携や人の交流を広域的なものにすることで、臨海部のポテンシャルを最大限向上させるとともに、広域的に本路線の整備効果を発揮させることが可能となるため、路線の起点は東京となる。

地下鉄は、東京駅付近と有明・東京ビッグサイト付近の約6.1キロを結ぶ。「東京」・「新銀座」・「新築地」・「勝どき」・「晴海」・「豊洲市場」・「有明・東京ビッグサイト」の7駅(名称はいずれも仮称)を設ける予定。

また、常磐新線(つくばエクスプレス)延伸との接続を今後検討するとし、臨海部や首都圏の国際競争力をより強化するため、有明・東京ビッグサイトから羽田空港への接続を検討するとしている。

【画像:東京都報道発表より】