【真岡鐵道】キハ20のエンジンが稼働!「SLフェスタ2022」を開催<Photo report>

真岡鐵道とSLキューロク館は、コロナ禍により開催を断念していたイベント「SLフェスタ」について、約3年振りに11月27日に開催した。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、例年より規模を縮小しての開催となったが、晴天となった午前中から多くの来場者の姿が見られた。

SLキューロク館では、圧縮空気により自走ができるよう整備された「9600形」「D51146号機」が展示されており、同時発車の実演、クリスマスのヘッドマークを掲出。
また、約1年をかけ修理されたという、1988年(昭和63年)4月の真岡線第三セクター転換時まで真岡線を走っていた、「キハ20形ディーゼル動車」のエンジン稼働実演が行われ、約30年ぶりにエンジンが再始動した。真岡鐵道の担当者は、「エンジンの再始動により今後、様々な企画を考えていきたい」と話す。
イベントでは、「デゴイチ助士席乗車体験」「キューロク車掌車連結走行」「ヘッドマークと記念撮影」「子ども用駅長制服・機関士制服の貸出し」など工夫を凝らした企画が実施されるなど、家族連れなどが楽しめるイベントとなった。

【取材協力:真岡鐵道】