小田急電鉄は、小田急の通勤車両1000形のうち未更新車として現存する最後の2編成を活用した“さよならイベント”として、2022年9月3日に「最後の1000形未更新車2編成を貸切運行で満喫」、9月4日に「小田急の電車撮影会 最後の1000形未更新車2編成」を開催する。
1000形は、1988年に就役したた通勤車両で、安全性や省エネ性能、客室の快適性向上につながる大型リニューアル工事を経て、デビューから34年が経過した現在も第一線で活躍しており、この1000形のうち、リニューアルをしていない未更新車は6両編成と4両編成が各1本のみ現存。この2編成をあわせて楽しめ2つのラストイベントを開催する。
9月4日の「小田急の電車撮影会 最後の1000形未更新車2編成」は、海老名車両基地において1000形未更新車が2編成横並びで留置。約50分間の撮影会を行う。1000形未更新車は、小田急車両のうち行先表示がデジタル化前の方向幕を使用する最後の車両であるほか、主に箱根登山線内に乗り入れる車両としてカラーリングを変更した「赤い1000形車両」と小田急カラーの2編成が現存している。9:20・10:20・11:20・12:20・13:20の各5回を実施。募集人員は、各回80名小学生以下は参加不可)。参加費は6,800円、OPクレジット会員はOPクレジットで精算の場合300円引き。