【西日本旅客鉄道】新快速「Aシート」(225系4次車)の新造車両を公開<Photo report>

西日本旅客鉄道(JR西日本)は、3月18日のダイヤ改正にあわせ導入する新快速「Aシート」(225系4次車)を報道関係者らに公開した。

225系4次車は、基本編成は4両。外観は先行導入車両のデザインを踏襲し、将来に渡り乗客に「親しみやすさ」を感じていただける車両を目指したとのこと。
先行導入車両との変更点は、乗降ドアは片引き戸となり、扉数も1000mm幅の2扉となった。車体側面の窓はほぼ同一の形状で均等に配置された。
車内においては、特急同等のリクライニングシートを採用。各座席に大型テーブル、コンセントを設置した。先行導入車両に比べ、定員は46人から44人へと変わったが、窓と座席の配置が合うように設計されており、どの座席からも車窓風景が楽しめるよう改良された。
新たに客室仕切りと客室内に計3カ所の車内案内ディスプレイを設置し、安全性向上のため車内防犯カメラが設置された。
また、車いす対応トイレを設けたほか、付近には車いすとベビーカー利用者向けのスペース、1席のみだが優先席が設置された。
新快速「Aシート」は、新たに2編成を導入。運行本数は現在の上下各2往復からダイヤ改正後は上下各6往復に拡大、大阪~姫路間をはじめ、大阪駅から京都方面も利用しやすい時間帯に発着するようになる。

【取材協力:西日本旅客鉄道(JR西日本)】