【西武鉄道】スタジオツアー東京の開業に向け「池袋駅」・最寄り駅の「豊島園駅」のリニューアルが完成 ハリーポッターをほうふつとさせる新たな駅に<Photo report>

西武鉄道は、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」(スタジオツアー東京)の2023年6月16日の開業に向け、豊島園駅と池袋駅でリニューアルを進めており、工事が概ね完成したことから、豊島園駅の新駅舎を2023年4月25日初電車より共用を開始。5月16日リニューアル記念セレモニーを実施した。

完成記念式典には、後藤高志西武ホールディングス代表取締役会長 兼 CEO、喜多村樹美男西武鉄道代表取締役社長 社長執行役員、粕谷昇西武鉄道運輸部練馬駅管区長、小池百合子東京都知事、トーベン・イェンセン ワーナーブラザーズスタジオツアー東京ゼネラルマネージャー、松尾俊宏ワーナーブラザーズスタジオツアー東京バイスプレジデント、前川燿男練馬区長ら関係者が出席し、リニューアルを記念したテープカットを執り行った。

【豊島園駅】

豊島園駅の新駅舎は、「イマジネーションが日常に溶け込む駅」をコンセプトに、日常と非日常空間をつなぐゲートをイメージしたシンプルなデザインに。魔法の世界を感じられる仕掛けをプラスした駅舎となり、ホーム上の柱や駅名標、自動販売機などホグワーツ魔法魔術学校へとつづく「ホグズミード駅」を彷彿させる赤を基調とした造りとなった。また2020年8月に閉園した「としまえん」のレガシーとして、模型列車をリメイクし、魔法列車をイメージしたオブジェを設置。電話ボックスオブジェ、ベンチなどを、新たなコンセプトにあわせてリメイクして展示した。更新される駅名標には副駅名標として、「スタジオツアー東京」のロゴを掲載した。また、駅舎の上部にはLEDビジョンを設置し、駅の利用者の日常に「少し非日常のエッセンス」を体験してもらうことを目的として、魔法界の世界と四季を連想するアニメーションを放映する。アニメーション映像は、「春・夏・秋・冬」の季節ごとに映し出す。

【池袋駅】

スタジオツアー東京への玄関口となる池袋駅は、英国・ロンドンにある「キングス・クロス駅」をイメージ。豊島園行きが主に発着する1・2番ホームの壁面をレンガ調に、駅サインもネイビーを基調に改修。随所に魔法使いやフクロウのイラストを施したほか、1番ホームエレベーターにステンドグラスデザインを施した。また、1番ホーム中ほどにはリニューアルを記念し、スタジオツアー東京に設置されているものと同じデザインでワーナーブラザーズ社より寄贈された「キングス・クロス駅」と同じ時計を設置した。

【池袋駅画像提供・取材協力:西武鉄道】