東海道新幹線で「ファンタジースプリングス新幹線」が運行を開始 初日の新大阪駅では「ハローキティ新幹線」と並ぶ姿も<Photo report>

東海旅客鉄道(JR東海)とオリエンタルランドは、東京ディズニーシーに新たにオープンした「ファンタジースプリングス」をテーマにした東海道新幹線の特別編成「Wonderful Dreams Shinkansen」を2月21日から運行を開始した。

運転開始日の初日は、名古屋6時43分発東京行き「ひかり632号」から運行を開始。東京駅で折り返し、9時00分発の「のぞみ213号」で新大阪へ。

新大阪駅では、西日本旅客鉄道(JR西日本)が運行する「ハローキティ新幹線」とわずかな時間だが並ぶ姿を見られた。

「Wonderful Dreams Shinkansen」は、東京ディズニーリゾートⓇとJR東海が協力して誕生、東海道新幹線が登場してから60年で初めての特別塗装が施されており、N700A(G25編成)1編成に「ファンタジースプリングス」の世界観を表現。
16両編成の先頭の1・16号車は「ファンタジースプリングス」のテーマエリアを1つにまとめたデザイン、2・5・8・11・15号車に「ラプンツェルの森」エリア、3・6・9・13号車に「ピーターパンのネバーランド」エリア、4・7・10・12・14号車に「フローズンキングダム」エリアをイメージしたデザインで塗装した。
車内装飾も実施、各号車(グリーン車を含む7~10号車は除く)の座席に特別仕様のヘッドカバーを取り付け、テーブルシールも貼付したほか、客室扉付近のボードに特別仕様のポスターも掲出した。また、「Wonderful Dreams Shinkansen」の車内では、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』から「輝く未来」の車内メロディーの放送も。
「Wonderful Dreams Shinkansen」の運行期間は、9月中旬頃まで。