【北海道旅客鉄道】観光列車に活用できる特急車キハ261系5000番台「はまなす」編成を報道関係者に公開

北海道旅客鉄道(JR北海道)は、観光列車やイベント列車に活用できるキハ261系5000番台特急気動車「はまなす」編成を8月31日、報道関係者に公開した。

「北斗」や「とかち」等で使用しているキハ261系1000番台をベースにインテリアやエクステリアのデザインおよび一部設備を変更した。

エクステリアデザインは北海道を代表する花である「はまなす」をイメージ、「ラベンダー」編成も2021年4月頃運転を開始する予定となっている。

1号車はイベントで料理を提供できるフリースペース。

地域の特産品などを販売できる簡易的なカウンターを設置。

テーブルをはさんだ掘りごたつ式の多目的室を設置。

2号車から5号車は客室で全席利用可能なコンセントを中央ひじ掛け下部に設置。公衆無線LANが利用可能。

座席を向かい合わせにした場合でもテーブルが利用できるインアームテーブルを設置し、従来通り背面テーブルも設置。

荷物置き場を各客室に2か所設置。

2号車に車いすスペースを2か所設置。

「はまなす」編成は10月17日、18日に団体臨時列車「北海道140年記念号」として運転を開始する。

その後、北海道140年記念」として10月24日・25日「オホーツク1号」「大雪4号」、10月31日・11月1日「おおぞら3号」「おおぞら8号」、11月7日・8日「北斗6号」「北斗19号」、11月14日・15日「宗谷」「サロベツ4号」の定期列車で運転する。

【取材協力:北海道旅客鉄道(JR北海道)】