大井川鐵道は、SL専務車掌に「SLおにいさん」「SLおねえさん」が誕生した。
SL専務車掌はドアの開閉や車内改札等を行う車掌と異なり、SL列車内でおもてなしにあたる乗務員で1976年7月9日の大井川本線におけるSL列車復活運転開始より現在まで10名が活躍してきた。近年、SL専務車掌の高齢化により、歴代初の「SLおにいさん」「SLおねえさん」として配属した。
「SLおにいさん」久保川真守さんは元々はバスガイド希望であったが駅務員を経験。
「SLおねえさん」上村詩恵さんは井川線車掌、本線車掌に転じ、SL列車に乗務を経験。
SL急行「かわね路号」に乗務してハーモニカを演奏、沿線の観光案内や車窓からの景色などをアナウンスする。
また、12月特別運行のきかんしゃトーマス号にも乗務するとのことで新たなおもてなしが期待できそうだ。
【取材協力:大井川鐵道】