京成電鉄は、映画「男はつらいよ」の舞台である柴又の玄関口「柴又駅」における特別装飾「寅さんのいる柴又」の完成を記念して12月18日にオープニングセレモニーを開催した。
オープニングセレモニーでは映画「男はつらいよ」山田洋次監督、寅次郎の妹さくら役で俳優の倍賞千恵子さん、青木克徳葛飾区長、小林敏也京成電鉄代表取締役社長の4名により「駅名看板」の除幕を行った。
寅さん・さくらの影絵を盛り込んだ駅名看板。
オープニングセレモニー終了後に4枚の駅名看板の設置工事が実施された。
影絵を盛り込んだ13枚の駅名標。
特別装飾は映画「男はつらいよ」の劇中シーン・撮影風景・セリフを用いたホーム柱のラッピング。
「寅さんのいる柴又」と題して駅ホーム、帝釈天と参道、江戸川と土手など映画の主な舞台となった柴又が写る映画シーンや撮影風景、オリジナルの柴又絵地図、映画を彩る名セリフなどで構成している。
装飾のデザインは山田洋次監督ならびに松竹企画・監修のもと映画「男はつらいよ」50周年プロジェクトのポスター等をデザインを手がけた長井雅子氏に依頼し、製作した。
駅前は駅と参道をつなぐ新しい駅前空間をコンセプトとした「柴又駅前店舗」を2021年2月末より順次オープンする予定となっている。
【取材協力:京成電鉄】