東武鉄道は、本田技研工業と連携し、ホンダ埼玉製作所寄居完成車工場に隣接する東武東上線 東武竹沢駅~男衾駅間に新駅「みなみ寄居駅」を10月31日に開業する。開業前日の10月30日、「みなみ寄居駅」開業式典を開催した。
開業式典では花輪利一郎寄居町町長、松本恒夫小川町町長、加藤和男埼玉県産業労働部長、山本創一本田技研工業四輪事業本部生産統括部生産統括部長、大江健介本田技研工業四輪事業本部生産統括部埼玉製作所所長、高野寿久東武鉄道執行役員鉄道事業副本部長、杉田司東武鉄道小川町駅長の7名によりテープカットを行った。
ヘッドマーク付き臨時列車が開業前日の「みなみ寄居駅」に停車し、出席者との記念撮影を実施した。
ヘッドマーク付き臨時列車は11時3分、杉田司東武鉄道小川町駅長により出発指示合図を送り、開業前日の「みなみ寄居駅」を出発した。
副駅名は「ホンダ寄居前」、駅ナンバリング「TJ35」となり、男衾(TJ36)、鉢形(TJ37)、玉淀(TJ38)、寄居(TJ39)に変更となる。
当面の間、特例扱いにより池袋方面からは東武竹沢駅発着、寄居方面からは男衾駅発着のきっぷ・定期券・ICカード等の利用で乗車できる。
【取材協力:東武鉄道】