【京浜急行電鉄】1000形新造車両20次車1890番台（1891-1号編成）を報道関係者に公開

京浜急行電鉄は、5月6日より運転を開始する1000形新造車両20次車1890番台（1891-1号編成）を報道関係者に公開した。

新造車両は座席指定列車や貸切イベント列車に対応できるようロングシートからクロスシートに切替可能な自動回転式座席を採用し、座席幅もウィング号等で使用している2100形より10ミリ拡幅した京急車両の中で一番広い座席を提供する。

座席シート地は「三浦半島の旅」を想起する波をイメージしたデザイン。

全座席にコンセントを設置、防犯や迷惑行為等の防止を目的に防犯カメラを各車両3台設置。

1000形ステンレス車から廃止となった乗務員室後方にクロスシートを設置した前面展望席が復活。

バリアフリー・安全対策として1・4号車に車いすスペースを設置、2・3号車にベビーカーや大きな荷物を持って利用できる「フリースペース」を設置した。

初めてバリアフリー対応の洋式トイレを2号車、男性用トイレを3号車に設置した。

記念乗車券を4月25日7時より京急蒲田駅改札外特設ブースにて2,000円で発売する。

4両編成を2本の計8両導入、5月6日から「モーニング・ウイング3号」でデビューする。

【取材協力：京浜急行電鉄】