東海旅客鉄道(JR東海)は、過去の台車枠き裂事象を踏まえ、車両の異常早期発見に向けたさらなる取組みを実施、台車の異常を早期に発見する設備等の導入が完了した。
東京駅~新大阪駅間に通過する列車の台車の温度をモニタリングする台車温度検知装置を3箇所増設して合計で5箇所とした。 各地点で測定した台車の温度データをもとに複数の地点間の台車の温度推移を監視することで、より早期に台車の異常を検出するシステムの導入が完了した。
台車の空気ばねの圧力を自動的に分析し、異常を検知した際に運転台にアラームを表示する機能について、4月10日に全編成への導入が完了する。