【東武鉄道】復元を進めていたC11形123号機を報道関係者にお披露目。7月に運行開始へ

東武鉄道は、復元を進めていた蒸気機関車C11形123号機を4月21日、南栗橋車両管区SL検修庫でお披露目をした。

2017年8月からC11形207号機での「SL大樹」の運転を開始し、2020年には真岡鐵道で活躍したC11形325号機迎え、蒸気機関車2機体制で運転を行っている。
3機目となるC11形123号機は日本鉄道保存協会が静態保存していたC11形蒸気機関車を東武博物館が譲り受け、北海道江別市から輸送した。2020年冬の復元作業完成を目指していたが修繕や新規に部品を作製する箇所が想定より多かったことに加えて新型コロナウイルスの影響により復元が遅れていた。
お披露目後は、訓練線へと移動を行い単機での試運転を実施。最高速度を順次上げながら試運転を行った。

C11形123号機は今後、南栗橋車両管区でのイベントでお披露目、本線上での運転開始は7月に予定されている。


【取材協力:東武鉄道】