【西日本旅客鉄道】新観光列車「SAKU美SAKU楽」まもなく運行開始へ

西日本旅客鉄道(JR西日本)は、2022年夏に開催される岡山デスティネーションキャンペーンを契機に、岡山県北エリアへ向け津山線で運行する新たな観光列車「SAKU美SAKU楽」を7月1日より運行を開始する。

「SAKU美SAKU楽」は、キハ40系気動車を1編成を観光列車へ改造を行ったもので、外観は「癒し」を連想させ、岡山県北に名所が点在する「桜」をイメージした「淡いピンク色」の車体に、風に運ばれた四季折々の花びらをデザイン。
車内は岡山県北エリアの山や森の自然をモチーフに、グリーンやブラウンを取り入れた落ち着いたカラーリングを基調としている。
車内アテンダントによる沿線案内が行われるほか、各座席に設けられたテーブルでお弁当やスイーツを楽しめるよう食事メニューを提供する。サービス内容は列車の運転時間帯によって異なり、「岡山ばら寿司」などをアレンジした特製弁当、地元素材を活かしたスイーツ、途中停車駅でのお土産品などを用意。

乗車には、車内サービスときっぷがセットになった旅行商品の購入が必要となり、乗車日の1か月前から主な旅行会社、JR西日本の観光型MaaS「setowa」などで発売。「setowa」での片道大人1名の発売額は、特製弁当が提供される列車の場合は6,000円、スイーツ提供の列車は5,200円となる。

運行は月曜日は快速「ことぶき」に併結を行い、金・土・日曜日を中心に岡山~津山間を1日2往復。臨時列車として単独の1両で運転を行う。

【画像提供:西日本旅客鉄道】