北海道旅客鉄道(JR北海道)は、「JR北海道グループ中期経営計画2026」を発表し、新たな観光列車の制作・運行を計画していることを発表した。
JR北海道では、「SL冬の湿原号」や「富良野・美瑛ノロッコ号」などを道内で運転しており、新たに観光列車を導入することでさらなる道内の鉄道の魅力が加わることになる。
新たな観光列車は、4両編成を2編成を導入し、「赤い星」編成と「青い星」編成と名付けられ、JR九州の「36ぷらす3」や東急電鉄・伊豆急行の「THE ROYAL EXPRESS」を手掛けた、ドーンデザイン研究所 代表の水戸岡鋭治氏が「赤い星」編成と「青い星」編成を手掛ける。
車内など細かい内容は発表されていないが、イメージデザインを見ると、「赤い星」編成には「セミコンパートメント」と「ラウンジ」、「青い星」編成には「4人ボックス」と「展望室」が設置される見込み。また、イメージデザインを見るかぎり、「赤い星」編成と「青い星」編成に使用される編成は、新造車両ではなく、既存車両を改造するよう。
運行開始時期などは現時点では発表はされていないが、車両のデザインや内装など道内の魅力のつまった新たな観光列車が運転を開始する日を待ちたい。
【画像提供:北海道旅客鉄道(JR北海道)】