【北大阪急行電鉄】南北線延伸線(千里中央駅~箕面萱野駅)を2023年度末(令和5年度末)に開業

北大阪急行電鉄南北線延伸線は、江坂駅から千里中央駅まで運行している北大阪急行電鉄南北線を、千里中央駅から北へ約2.5km延伸し、北大阪急行電鉄南北線延伸線の開業時期を2023年度末(令和5年度末)としたことを発表した。

「箕面船場阪大前駅」と「箕面萱野駅」の2駅を新設する路線で、整備主体である箕面市と北大阪急行電鉄が 2016年度より工事に着手。安全対策に万全を期しながら工事を進めている。

2022年5月末には箕面船場阪大前駅から千里中央駅間のトンネルが貫通したことにより、高架橋やトンネルなどを構築する土木工事は全工事区間で概ね完了。現在、主に軌道や電気設備・駅舎関連工事及び車両製造を進めており、これらの工事等が順調に進んでいることから、北大阪急行電鉄南北線延伸線の開業時期を『2023年度末(令和5年度末)』としたとのこと。新駅の開業は50年振りとなる。

【箕面萱野駅 西側】
【箕面萱野駅 東側】
【箕面萱野駅 周辺】
【箕面萱野駅 改札(南駅舎側)】
【箕面萱野駅 1階(南駅舎側)】
【箕面萱野駅 改札(北駅舎側)】
【箕面萱野駅 ホーム階】
【箕面船場阪大前駅周辺】
【箕面船場阪大前駅地下1(改札)】
【箕面船場阪大前駅地下3(ホーム)】
【箕面船場阪大前駅周辺 歩行者デッキ】
【箕面船場阪大前駅周辺 歩行者デッキ】
北大阪急行電鉄南北線の延伸に伴って、北大阪急行9000形を新たに3編成(30両)を増備。2021年度より車両の主要部品の調達を進め、2022年度より製造を開始している。

また、箕面市では、北大阪急行電鉄南北線延伸線に新設される2駅周辺のまちづくりを推進。「箕面船場阪大前駅」周辺の船場東地区では、客席数1401席をほこる箕面市立文化芸能劇場や大阪大学箕面キャンパスのオープンにあわせ大学図書館の機能をもった蔵書数71万冊を擁する箕面市立船場図書館などがすでに竣工。今後、同地区には、箕面市立病院の移転、(仮称)関西スポーツ科学・ヘルスケア総合センターのほか、高層マンションが建設される予定となっている。
「箕面萱野駅」周辺は商業集積地区のひとつとなっており、バスターミナルや、タクシー乗り場を備えた駅前広場、駐輪場、物販や飲食施設が入る駅ビルが建設される予定となっている。

【画像提供:北大阪急行電鉄・箕面市】