西日本旅客鉄道(JR西日本)は、鉄道の強みを活かしたにぎわい創出を推進するため、新たな観光列車を導入することを発表した。2024年秋の「北陸デスティネーションキャンペーン」に合わせ運行を開始する。
導入する観光列車は、「季節ごとに、運行エリアを変えて、お客様と各地域を結び、地域のとっておきを発信する」列車。西日本旅客鉄道(JR西日本)は、『この観光列車の特別な旅をきっかけに、お客様がリピーターとなって、その地域を訪問していただくことで、各地でにぎわい創出の好循環を作ってまいります。特別な旅を創る新たな観光列車をどうぞご期待ください。』としている。
列車のコンセプトは、『地域の華(はな)を列車に集めて、お客様と地域の縁を結ぶ列車』。キハ189系の車両を改造し、イチバンセン代表取締役の川西康之氏がデザインを手掛ける。車体カラーは、紋付き染めで最高級とされる檳榔子染め(びんろうじぞめ)の色がベース。どこを走っても沿線や駅舎に映えるデザインとする。