【近畿日本鉄道】80000系「ひのとり」報道関係者向け試乗会を2月5日に実施

近畿日本鉄道は、3月14日より運転を開始する新型名阪特急80000系「ひのとり」の報道関係者向け試乗会を2月5日に実施した。

報道関係者向け試乗会は大阪上本町駅~榛原駅間を往復した。

大阪上本町駅を10時23分に出発、「しまかぜ」とすれ違うシーンを先頭車両で見ることができた。

【プレミアム車両】両先頭車両のプレミアム車両はハイデッカー構造による高いアイポイントと全面・側面の大型ガラスにより広がる眺望。全席3列シートでバックシェルを設置。本革を使用した電動リクライニング座席で前後間隔は130センチの日本最大級。横揺れを低減するフルアクティブサスペンションを設置。天井間接照明にフルカラーLED照明を使用した演出。

【レギュラー車両】中間車両のレギュラー車両は全席にバックシェルを設置。全座席にコンセントを設置。座席の前後間隔は116センチ。

各車両には大型荷物を収納可能なロッカー等の荷物置き場を設置。ICカードが鍵として登録、タッチすれば開錠するタイプとキータイプの2種類のロッカーを設置。

座席以外でくつろげる「ベンチスペース」をデッキ部に設置。

着替えが可能なチェンジングボードやベビーベッド、オストメイト対応設備など設けた多目的トイレ。

全席禁煙で3号車に1箇所喫煙室を設置。

外観デザインは先進的でスピード感ある車体形状とそれを際立たせるメタリック塗装。

運行区間は大阪難波~近鉄名古屋間(大阪難波~近鉄奈良間でも一部の特急に運用予定)

3月14日より当初は6両編成×3編成にて運行。2020年度中に全11編成を導入し、大阪難波駅、近鉄名古屋駅毎時0分発ほか、停車駅の少ない名阪特急をすべて80000系「ひのとり」で運行する。

【取材協力:近畿日本鉄道】