【東日本旅客鉄道】E653系国鉄色塗装を展示 幕張車両センター開設50周年記念「マリフェス 50th Anniversary」を開催<Photo report>

東日本旅客鉄道(JR東日本)は、1972年に幕張電車区として開設し、2022年で開設50周年を迎えたことを記念し、11月19日幕張車両センターを3年ぶりに公開した。

臨時列車として活躍するE653系国鉄色塗装は、「わかしお・さざなみ運行開始50周年」にあわせて、開業当時の国鉄特急色の車両を特別展示。房総特急などで活躍していたE257系5500番台は、緑色を基調とした装い新たなカラーとなり、団体臨時列車や臨時快速などで営業運転を行っている。
車両展示では、久留里線で活躍するキハE130形、成田エクスプレスとして活躍するE259系、主に総武本線の「しおさい」で活躍する255系、「わかしお」「さざなみ」で活躍するE257系、内房線・外房線・鹿島線・成田線などで活躍するE131系、幕張車両センターにゆかりのある車両を展示した。
また、鉄道開業150年を記念し、9月24日より運転を開始した209系ラッピングトレインは、「客室点検作業実演・体験」の車両として使用された。運行期間は2023年3月中旬までを予定する。
イベントでは、体験型のイベントなどが充実し、「構内運転シミュレータ体験」「車両洗浄機通過体験」「パンタグラフ操作実演」のほか、「B.B.BASE」を見ることができた。事前販売制のイベントではあったが、楽しめるたくさんのイベントが企画され、幕張車両センターの開設50周年を盛り上げたイベントとなった。

【取材協力:東日本旅客鉄道(JR東日本千葉支社)】