四国旅客鉄道(JR四国)は、四国の観光を元気にする取り組み「おでかけ。四国家」キャンペーン第2弾として徳島県の協力により「藍よしのがわトロッコ」を10月10日より運転をする。
運転開始に先立って車両展示会を開催する。車両展示会は10月3日13時30分~14時30分に高松駅9番のりば、10月4日10時15分~11時に阿波池田駅4番のりば、13時35分~14時10分に徳島駅1番のりばで開催する。
「藍よしのがわトロッコ」は吉野川が育んだ「阿波藍」、藍で富を築いた藍商人により花開いた阿波おどりをはじめとする徳島の文化や沿線の歴史、地元の食や地酒を吉野川に吹き抜ける風とともに体感するトロッコ列車。
デザインコンセプトはAi(藍)の字体を阿波踊りの躍動感に見立てたシンボルマークをあしらい、木綿地のテクスチャーをラッピング柄とした、柔らかな風合いをもった車両外観。深い藍「かちいろ」へと染まっていくグラデーションと3色の流曲線とで恵みを運ぶ吉野川の流れ、豊かで穏やかな阿波の風土を表現した。藍の絞り染めをモチーフにした水玉模様で、伝統文化の「ジャパンブルー」に、日本美である無垢なデザインの愛らしさを重ね幅広い年代の方に親しまれるデザインとした。
車両はキハ185+キクハ32の2両編成、定員56名。運転区間は徳島線徳島駅~阿波池田駅間(トロッコ車両乗車区間は石井駅~阿波池田駅間)。
【画像提供:四国旅客鉄道(JR四国)】