【京浜急行電鉄】1000形「Le Ciel」ブルーリボン賞受賞式を開催 <Photo report>

京浜急行電鉄は、鉄道友の会が選定する2022年ブルーリボン賞を1000形「Le Ciel」が受賞し、京急蒲田駅においてブルーリボン賞受賞式を開催した。
鉄道友の会、京浜急行電鉄の関係者が出席し開催された授賞式では、佐伯洋鉄道友の会会長より川俣幸宏京浜急行電鉄取締役社長に表彰状が授与された。
松田清宏鉄道友の会副会長からより櫻井和秀京浜急行電鉄取締役常務執行委員鉄道本部長に記念の盾が贈呈された。
佐伯洋鉄道友の会会長・西山隆雄総合車両製作所取締役社長・川俣幸宏京浜急行電鉄取締役社長の3名によるテープカットが行われた。
1000形「Le Ciel」の車内には、ブルーリボン賞受賞プレートが取り付けられ、1編成にヘッドマーク、側面ステッカーなどが掲出された。
授賞式後、1000形「Le Ciel」は京急グループの京急アドエンタープライズの主催により、「京急 楽・宴ツアー」の第14弾として受賞記念貸切列車ツアーを実施、京急蒲田駅から久里浜工場まで運行。久里浜工場では車両撮影会などを行った。

「ブルーリボン賞」は1958年に制定され、性能・デザイン・製造企画・運用などの諸点に卓越したものがあると鉄道友の会選考員会が認めた車両に与えられる。

京浜急行電鉄は、1983年の2000形以来39年ぶりの2回目の受賞で、「L/C腰掛(ロングシートとクロスシート切替可能な座席)やトイレなど初めて設え、通勤・通学のみならず観光・イベントなど新たな車両用途を 模索しているほか、最新水準の機器類を積極採用しつつ実績ある安定した仕様も踏襲し、チャレンジングな姿勢と堅実性を兼ねそなえたトータルバランスに優れた車両」であることが評価され、今回の受賞につながった。

【画像提供:京浜急行電鉄】